冬になるとカイロや湯たんぽなどで低温やけどになる方が増加します。
低温やけどとは
低温やけどとは、暖かく感じる程度の温度のものに長時間触れることによって生じるやけどです。普通のやけどに比べて皮膚表面の痛みや発赤は少なく、軽症に見えますが、意外と皮膚の下に広がっていることがあります。
低温やけどの予防
カイロなどで気付かない間に低温やけどになることがあり注意が必要です。高齢の方は、皮膚の温度が感じにくくなっていることがあるので特に注意して下さい。
カイロ、湯たんぽ、電気毛布、あんかなどを使う時は、長時間、同じ体の部位に触れないようにすることが必要です。特に寝る時には、湯たんぽやあんかは、布団が暖まったら布団から出す、カイロは、寝るときには使用しない、電気毛布等は、高温で使用しないよう気をつけましょう。