ニキビの原因と治療

ニキビの原因

ニキビは、毛穴の入口が角質でつまり、その内部に皮脂が貯まる状態から始まります。この状態を面皰(めんぽう)と言いますが、白ニキビと呼んだりもします。面皰にニキビ菌により炎症が生じると赤く腫れたり、黄色く膿を持った状態になります。この状態を赤ニキビ、黄ニキビと呼んだりします。炎症が強い場合、おさまった後も、痕が残ってしまいます。

ニキビの治療

最近のニキビの治療は、初期の毛穴が角質でつまるのを予防することが中心です。アダパレン(ディフェリンⓇ)と過酸化ベンゾイル(ベピオⓇ)といった塗り薬があります。アダパレンは、毛穴が角質でつまるのを防ぎ、白ニキビが出来るのを予防します。過酸化ベンゾイルには、その作用に加えて、ニキビ菌に対する抗菌作用もあるので、赤ニキビにも効果を有します。症状の軽い内から、これらの塗り薬を根気よく続けて、出来るだけ痕を残さないようにしましょう。